袴の歴史は古く、奈良、平安時代からと言われています。しかし、女性の袴は鎌倉時代以降衰退し、復活したのは明治になってからですが、それは学習院女子部の前進「家族女学校」開設が契機といわれています。以後、女学生の活動的な衣服として認知され、更に職業婦人や富裕な家庭の子女のステータスとして愛用されてきました。近年、女学生の卒業式や宝塚のユニフォームとして憧れの的になっています。この様な歴史を振り返っても、男女供に格式の高い日本の衣装であることは間違いない事実です。
 ちなみに西欧の一流ホテルではボーイ、ドアマン、フロント、と全てのスタッフがフォーマルな装いでお客様をお迎えすることを考えれば、日本の和風旅館も袴などで格式高くお客様をおもてなしすれば、格別の印象を持っていただけることと思います。高い設備投資をしなくても、袴ユニフォームにするだけですっかり旅館の印象が変わり、格が上がってしまうのですから不思議です。これは実感として申し上げられることです。


 いわゆる正絹の着物はやはり高価でお手入れも大変です。現在、化繊の着物や二部式着物が廉価で出回っていますが、これ等ではやはり品格に欠けます。礼道の袴であれば二部式ほどではありませんが、袴とすれば随分お買い求めいただきき易い価格となっております。虚空独自の工夫を重ね、過酷な接客の対応にも、活動的に取り組んでいただけるよう改良デザインしております。


 従来の袴のような厄介な紐結びは全くありません。ズボンのようにはいてベルトでとめるだけの虚空オリジナル構造です。和服の経験が全く無くても抵抗なく着用いただけます。又、多少の体系変化にも対応できます。現代ハカマと申しております由縁です。


 本来、袴のヒダは五本あります。このヒダには儒教の精神である五常五倫(仁、儀、礼、智、信)を表現しており、袴を身に着けることはこの精神を身に付けることを意味します。又、袴の背板は背筋を伸ばしシャッキッとした気持ちになりますが、「あの人は板についてきた」などという言葉はこの背板がきっちりと収まり着姿が凛としていることをさす語源となっています。この様な意味のある袴ですが、そのことを知らずに付けましても何か気持ちが引き締まり、身体にも軸が出来たように感じられるのは、やはり伝統の衣装の為せる本質ではないでしょうか。
 ちなみに現在礼道の袴は機能性を考えヒダは三つになっています。従ってその精神はお客様にとって大切な「信 儀 礼」を表現しています。


 既に袴を採用してくださっている旅館の方たちからお話を伺っていますが、良いことはたくさんあるようです。まず言えることはお客様の反応だそうです。何より駅や空港にお客様をお出迎えに行った時、他の旅館のお迎えと見分けが付きやすいこと、そしてほとんどのお客様が好印象を持ってくださり、おかげで宿に着くまで袴の話題になることが多いそうです。
 お客様にすれば。作務衣や法被で来られるよりも袴で格調高く出迎えてもらったことで優越感を得られそれがけっこう御機嫌と言うわけです。それに袴姿での動作は不思議に凛々しく行動的に見えるので、お客様には頼もしく見えて安心感を抱かれるようです。実際見てもカッコよく見えるようで、帰り際一緒に入ってくれと記念写真を頼まれることが多くなったそうです。記念写真を頼まれるということは帰ってから人に見せて口コミのネタにもなるわけです。旅館内で記念写真を何枚撮るかは、その旅館の評価基準です。設備以外のファクターでそのポイントが増えることは大変よい効果だといえます。


 礼道の商品は和服を洋服地で国内縫製を原則と致しております。従って生地はユニフォームに適した素材を選んでご提供致しますので、基本的にはクリーニングにお出しいただけます。又、素材によりましては、洗濯機でもだいじょうぶな物もございます。この様な素材につきましては。個別にお問い合わせください。

 
   
  ホーム 礼道とは ニュース 商品紹介 お客様の声 Q&A 問い合わせ  
  今風和服ショップ
清水谷「虚空」

当サイトへのお問い合わせはこちらinfo@reidou.com
TEL 06-6767-8289 FAX 06-6767-8290